こんにちは、キャリモモ21卒内定者のKと申します。
私はコンサル内定者で、就活時は総合コンサルと日系コンサルを含む計6社から内々定を頂きました。
今回は「コンサルって何?どんな仕事?」という人に向けて、ざっくりとした概要をお伝えしようと思います。
コンサルとは企業の経営課題を発見し、解決することを指します。
企業の課題を発見する所から解決をするまでの工程が医者と似ていることから、「企業の医者」とも呼ばれます。
コンサルティング業界は「戦略」、「総合」、「IT」と大きく3つの領域に分類できます。
私が冒頭の自己紹介で書いた「総合コンサル」とは一体何なのでしょう?
総合コンサルとは「提供するサービスが幅広く、戦略立案に限らず、組織改編やオペレーション改善など、さまざまな案件に対してコンサルティングサービスを提供できる会社」を指します。
具体的に「総合コンサル」と呼ばれる会社は、「BIG4」と呼ばれるアメリカの世界4大会計事務所(デロイト/PwC/KPMGコンサルティング/EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング)に所属するコンサルティングファームが代表例としてあります。
またいずれもグループ内に会計事務所、監査法人、法務、ファイナンシャルアドバイザリー等の企業を抱えており、連携して世界的にサービスを提供していることが特徴です。
それ故、人数が戦略コンサルに比べて多いことも特徴としてあげられます。
「総合コンサル」のように事業領域が広いコンサルティングサービス以外にも、企業の戦略策定などをメイン業務とする「戦略コンサル」や、ITに特化したコンサルティングサービスを提供する「ITコンサル」などもあります。
戦略コンサルと呼ばれる会社はBCGやMcKinsey , Bain & Companyなどが有名です。
ITコンサルと呼ばれる会社は、IBMやAccentureなどが有名です。
コンサルの業務の流れは大きく4つのフェーズに分かれます。
それは「現状把握」→「課題発見」→「調査・分析」→「課題解決」です。
「現状把握」とは、クライアントが「どのような課題を抱えているのか」をヒアリングを通じて把握することです。
コンサルはヒアリングを繰り返すことで、真の課題発見を目指します。
「課題発見」では課題を解決するにあたって、クライアントがどういった状態にしたいのか、いつまでに解決を目指すのか、どの程度の予算なら組めるのか、どの領域に強いコンサルタントが必要かを確認し、解決のためのプロジェクトチームを組みます。
そしてその出来上がった計画に基づいてプロジェクトが動くように、周囲の関係会社を巻き込んでいくことが求められます。
例えば「会計の専門家が欲しい」ということになれば、会計事務所をチームに派遣する、といった具合です。
派遣されたプロジェクトの中で、コンサルは調査・分析をします。
クライアントの経営状態や雇用状況を分析したり、社内のITシステムを調査する中で、問題点を見つけ出し、時間内に具体的な解決策を提案するところまでを責任持って案件を進めていきます。
調査・分析をすすめる中で新たにわからない点がでてきた際には、社内外の人を巻き込み情報収集することも求められます。
あらかじめ決められていた時期や予算を厳守した上で、クライアントが抱える問題を解決する道筋を示すことができれば、コンサルの仕事はひとまず終了です。
コンサルはクライアントから数千万〜数億のお金を頂いて、プロジェクトを進めていきます。
失敗の許されない責任感ある仕事でしょう。
コンサルタントの採用人数は以前に比べ、非常に多いです。
しかし難易度だけで申し上げると難しいと言われることが多いです。
理由としてケース面接やジョブ選考が挙げられます。コンサル特有の対策法はこちらの記事で紹介しています。
[kanren postid=”764″]
面接だけでなく、コンサルに向けた対策が別途求められることが特徴です。
また面接では個人の能力面だけではなく、社風とのフィットも当然求められます。
各社それぞれ社風は異なるので、「どの会社が自分に合っているのか」を社員訪問などから理解しておくことは重要です。
今回はコンサルティング業界についてまとめてみました。
といった人は、コンサルティング業界を見てみてはいかがでしょうか。
他のコンサル内定者の記事は、こちらからどうぞ!